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狂おしく咲いた凄惨な骸は奏で、愛おしく裂いた少女は聖餐の詞を謳う。

狂おしく咲いた凄惨な骸は奏で、愛おしく裂いた少女は聖餐の詞を謳う。

先日敢行された1stライブ堂々たるパフォーマンスを見せて大成功を収めたImperial Circus Dead Decadenceの2ndアルバムを、ライブの興奮冷めやらぬ内にレビューしてみます。
本当はライブ前に書きたいと思っていたのですが、スケジュールの都合上時間が割けなかったのでライブ後となってしまいました…w

1stアルバムはRib:y(uhki)氏、Hull氏、そしてKylieさんの三人のみで制作していたのに対し、本作はANOTHER STREAMのメンバーを中心に多くのミュージシャンがメンバーとして加入、あるいはゲスト参加することで演奏力等が大幅に向上し、1stの時点でハイクオリティーだった楽曲の質も更なる成長を遂げ、サウンドプロダクションも同人とは思えないほどのレベルになっています。
その完成度の高さは圧倒的で、彼らが特に影響を受けたであろうDir en greyCRADLE OF FILTHSound Horizon足して三で割ったというどころか、足しっぱなしで割っていないってな塩梅です(笑)
個人的には2011年のベストアルバム最上位の一枚であり、人生の名盤の一つと言える作品です。


一曲目は語りの入ったオープニングトラックで、まるで映画のサウンドトラック…あるいは予告編を思わせる荘厳なオーケストレーションがリスナーを第二の退廃世界へと誘います。。。

続く二曲目は、開幕の高音絶叫と共に爆走!
クリーンの歌いだしから異常にクサい!!
Rib:y(uhki)氏のグロウル・ガテラル・ホイッスルボイスにナルシスティックなクリーンの歌声とゲストシンガーのKIMIKOさんの歌声の対比・掛け合いが素晴らしく、曲展開の妙に加えて頭に残るリフにテクニカルかつクサいギターソロと、隙が何一つ無い!!
同じレベルの曲が最後までずっと続くからもう始末に負えないのです…w
この曲のサビメロは、Jannne Da ArcのIceのサビと非常に似ているというかそのまんまなのですが作曲者のRib:y(uhki)氏はこの曲を知らなかったみたいで、本当に偶然だったみたいですw

三曲目は少女のセリフから入り、凶悪なガテラルと共に爆走!
リフワークが非常に気持ちいいですな…!
何気に全編クリーンVoがなく、終始グロウル・ガテラルでのみ歌い続けてる曲はこの曲のみとなっています。
ところどころで聴ける変態的なブラストビートが非常に心地良いです…

四曲目は長めの語りの後にホイッスルと共に疾走し、Rib:y(uhki)氏一人によるクリーンとデスVoの対比が面白い曲。
中盤で泣きメロを奏でるギターソロも聴け、テクニックだけではないギタリストであるのだということをきっちり証明していますね。
8分となかなかに長い曲であるのに加え、金太郎飴状態に陥りやすいデス・ブラックメタルでこういった曲を最後まで全く飽きさせずに聴かせられるのは本当に凄まじいですな…!

五曲目は語りと苦悶を想起させる呻き声が聴ける、恐らくインタールード扱いの短いトラック。

六曲目は…もう完全にDir en greyの残だコレ~www
曲名にも残の文字が入っているのもまた御愛嬌ですねw
しかしこういうオマージュ曲でも向こうには無い様式美的な側面があり、独自の個性を失っていないのは流石と言ったところ。
変態チックな変拍子の応酬なんかも聴け、その直後の
そう、なにもかも…終わってしまったんだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
慟哭絶叫っぷりには前身の穴という穴が広がるほどの震えがきます!!
ラスサビ前にも聴ける、人間の物とは思えない声も一体どうやって出しているんだか…

七曲目はホイッスルと共に爆走し、バックでキ●ガイじみた暴れっぷりを聴かせるピアノの音色が熱いですな…!
ピアノの音以外はほぼ完全にバンドサウンドしかなく、アルバム内で純粋なメロデスに一番近いのが特徴ですかね?

八曲目は勇壮さを感じさせるオーケストレーションから始まり、バンドサウンドは毎度の如く爆走!
下水道ボイスがまた凶悪ですな…!
キーが低めの女性の声に聴こえなくもないファルセットでの歌唱なども聴け、クリーンで歌うサビメロはかなりの哀愁を秘めています。

九曲目はブルータルなリフが聴け、キレの良いホイッスルと共にブラストビートで爆走!
ブレイクダウンしたときのずっしりとしたブルータルなパートと、ブラストビートによる爆走パートの緩急がまた良いですな…

十曲目は9分にも及ぶICDD最長の大曲にして、最強のアンセム!!
このメロディ。この展開。これこそ人類が遺した奇跡の賛歌です。
サビでのブラックメタルにあるまじき飛翔系の明るさが素晴らしく、大合唱と合わせてあらゆるメタラーの涙腺を確実に崩壊させるでしょう…!!
この曲で参加しているANOTHER STREAMのREINO氏の、YAMA-B辺りを連想させるオペラティックさを感じさせるような歌唱もまた非常にマッチしています!
歌詞も全体的に非常に凝っている本作中でもクライマックスを飾る曲に相応しい気合の入りっぷりで、歌詞を読みながら聴いてると泣けます…
勿論ライブでも披露してくれましたが、是非ともまたこの曲を会場全員で謳いたいですな…!!(切実)

本編は十曲目までで、C80にて頒布されたCD-R盤とM3-2011秋にて頒布されたプレス盤とではボーナストラックが違ってます。
CD-R盤には本作二曲目のオーケストラバージョン1stアルバムの四曲目のアンプラグドバージョンが収録されており、プレス盤では新たなキラ―チューンが収録されています。
CD-R盤を買った人はM3会場に持って行けば無償でプレス盤と交換できたみたいなんですが、交換した人ってどれくらい居たんでしょうかね?
ちなみに僕は交換せずに両方買いました(笑)

1stに比べてサンホラ的な民謡調やクサさよりもV系的キャッチーさに重点が置かれた印象で、多少方向性が変わったというか、一方行に集中させたように感じますね。
その選択は間違いではなかったようで、1stよりも全体的にとっつきやすくなったと思います。
全曲爆走しているにも関わらず、シンフォニックなアレンジや男女のクリーン、そしてデスVoでもガテラルやホイッスル等を多彩に使い分けることによって各曲に個性が与えられ、金太郎飴状態になるのを回避できているのもメロディ重視のリスナーとしては非常に嬉しい部分ですね。

あらゆるメタラー…いや、
あらゆる音楽ファンに聴いて欲しい、世紀の名盤です!!
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惨劇の血に赫く染まった愛と絶望の黒い死とが紡ぐ最期の物語

LGCD-008.jpg

vaguedgeのHull氏とエログロ漫画家兼ミュージシャンのRib:y(uhki)氏を中心に女性Voのkylieさんを誘うことで結成されたサークルで、音楽性としては何といいますか…言うなればV系風シンフォニックゴシックブラック/デスメタル的な音楽性でしょうか!?w
通称デカダンスメタル!!
長い!!サークル名もアルバム名も長い!!
そして漢なら…いや、人間なら誰しも持つであろう厨二心をそそるアルバム名・曲名の数々Rib:y(uhki)氏自らが手がけたジャケットもたまらん!www
しかしこのRib:y(uhki)さんが曲者で、先に述べたとおりエログロ漫画家でありながらナルシスティックなクリーンの歌唱に加えてグロウル・ガテラル・ホイッスルボイスをも使いこなすというDir en greyの京からの影響を強烈に感じさせる歌唱を披露し、更には作曲や楽器の演奏までこなす、何か良くわからないですがとにかく超人なのでしょう!(笑)

一曲目はいきなり語りから入り、サンホラの黒い部分を徹底的につき詰めたかのような音楽性がこの時点で想像できます(笑)

そのまま続く二曲目はゴシックな雰囲気を感じるのオルガンの音色から始まり、Rib:y(uhki)さんのシャウトと共にブラックメタル的に爆走!
妙にほっそいkylieさんの歌唱とRib:y(uhki)さんのデスボイスがハモっているのがなんか良い!
サビではデスボイスから意図的であろうクリーンのV系歌唱に早変わり!そしてハモりだす!
曲の展開も非常に凝ってますね~。

三曲目は民謡チックなkeyの音色が目立った凄まじいクサさを放つ曲。
そっち方面のクサさならこのアルバム随一ではないでしょうか?
モロにサンホラからの影響を感じますw
kylieさんのボーカルの細さもまた味となっていて良いですね~!

四曲目は語りから入り、ネオクラ・メロスピっぽいギターのフレーズとクリーンのハイトーンシャウトとともに爆走!
その後はV系歌唱に戻りますが、なんかこの曲は全体的にメロスピっぽいですw
ちょっとVersaillesっぽいなと思ったり(笑)
ソロまでそっち系のクサさを放つツインリードでこいつはくせぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
ソロの展開も非常にメロスピチックで、メロスパーにはたまらないです!!!

五曲目はアコーディオンや笛の音色が聴ける、曲名の通りワルツのようなリズムを聴ける曲。
こういった曲でもキラ―チューンっぷりを発揮しているのですから懐の広さを伺えます。
個人的にアコーディオンの音色が大好きなのでかなり嬉しい要素です。
後半は同じリズムでグロウルとともに爆走!

六曲目はいかにもV-METALてな塩梅の曲で、グロウル・ガテラル・ホイッスルボイスを交えたシャウトと共に爆走!
中盤のDirで聴けそうな凄まじい狂気を感じる悲鳴に鳥肌…!!
ポスト京の座は確実にこの人の物でしょう…
そして女性Voが入りブラストビートなんかも聴け、もうヤバすぎです…

七曲目は不気味なチェンバロやオルガンの音色をバックにクリーンのみで泣き叫ぶかのようなボーカルが聴ける曲
こういう魂を込めてるかのような熱唱が聴かせてくれるボーカリストは大好きです。

八曲目も語りの後にグロウルetcと共に爆走!!
折り重なるようなクリーンとデスVoの応酬が非常に面白いです。
歌メロからは妙にJannne Da Arc臭を感じたりしなくもないです(笑)
ソロのギターとキーボードの追いかけっこがまた凄まじくクサい!!!
一番多彩な声色の歌唱を聴ける、このアルバムのハイライトと言える曲でしょう!

九曲目は壮大なオーケストレーションと語り・セリフから始まり、まるで映画を見ているかのようです(笑)
中盤の4分くらいからオルゴールの音色と英語の語りとなります。
まぁメタルのアルバムではよくある、アルバムのシメを担当するインストトラック的な位置づけの曲ですね。

僕が持っているのは2nd press盤であるため、十曲目にボーナストラックが収録されています。
kylieさんが参加してないからか他の曲とは少し毛色が違って、いかにもV系メタルコアって雰囲気を感じます。
勿論クサさは健在です!


退廃的ながらも激情・慟哭をこれでもかという程詰め込んだ、全曲キラ―チューンといえる凄まじいアルバムです!
女性VoらクリーンVo等を交えることでデス/ブラック系にありがちな金太郎飴状態も感じられないのもクサメタラー的には非常に有りがたいですねぇ。

このアルバム、どれだけ店やネットで探しても見つからなくて半ば入手は諦めかけていたのですが、2011年の冬コミのvaguedgeブースで普通に売っており、びっくりしながらも即購入しましたw
あのときは凄まじくテンション上がりましたね~w
どうやら委託期間が終了してしまい、現在店頭には置かれていないのですがご本人たちの手元には普通にあるらしくイベント会場限定となってしまっている模様です。
まぁコアすぎるジャンルですからねぇ…
クオリティは異様に高いため、全てのクサメタラー、ブラックメタラー、そしてV系ファンに聴いて欲しいサークルであります!!
2nd程ではないですが音質も同人とは思えないほど良いです。
そしてライナーノーツではみんな大好きな悶絶メタルのKさんが担当していますので、是非ともあの文章を読むためにもイベントに参加して購入してみましょう!!(笑)
プロフィール

showki

Author:showki
自称クサメタラーです。
自称の割には最近あまりメタルを聴いていない気がしてなりませんw
メジャー・インディーズ・同人音楽全てを取り扱って行くつもりですが、もっと多くの方々に聴いて欲しい、マイナーなバンド・ミュージシャンを優先して扱おうと思っています。

音楽の趣味は更新するにつれて露呈していくと思うので、それ以外の趣味をば。

・富野由悠季信者(自称)
なぜかダイターンだけは見れてないですw

・虚淵玄信者
ほとんどの作品で語れますw

・ロボット作品好き
アニメ、漫画、ゲーム問わずに好きです!
音楽ジャンルで例えるならメタルくらい飛びぬけて好きです!
でもまだ再世篇を買ってすらいないという…w

・Nitroplusファン
やっぱり男キャラのかっこよさだよw

・ライアーソフトファン
喝采せよ!喝采せよ!

・ageファン
厨房の頃に栗の子ファンになった時点で避けられぬ運命…

プロフィールもゆるゆる更新していく予定です!
リンクなどはフリーですので、もし貼っていただけるのなら非常にありがたいです!

ジャパメタ最高!!!!

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