昨年の夏コミでUnlucky Morpheus&Icarus'cryスペースの委託でデビューしたサークルで、略称はもずくとのこと(笑) いくら、あんこうとは違って直接的な姉妹サークルではなく、従姉妹くらいの関係であるとのことです(年越しライブでの平野幸村氏談w) 音楽性的としてはピコピコしたデジタルサウンドと導入したスクリーモ…所謂ピコリーモであり、2ndアルバムのタイトル及びジャケットが思いっきりFear, and Loathing in Las Vegasを意識したアルバムでニヤッとさせてくれたりしましたねぇ(笑) 東方アレンジ界隈でピコリーモと言えば、真っ先にForeground Eclipseが思い浮かぶ人が多いと思いますが、あっちはピコピコしたデジタル音はあまり多用してるイメージがなく、個人的にはどちらかと言うとシンセ入りスクリーモって印象であるのに対してこちらはそういったシンセサウンドを多用する、よりガチのピコリーモに接近した傾向であると感じますな。 冬コミ頒布予定のアルバムのデモ音源とのことですが、デモにも関わらず前作を遥かに上回る個々の技量やサウンドプロダクションの向上っぷりが見られ、アルバムが非常に楽しみとなる音源であります! ちなみにボーカリストの名義がシロから提灯(ランタン)となっているのですが、改名しただけで同一人物なのでお間違えないよう(笑)
一曲目:the sun back side へヴィかつラウドなリフで幕を開け、イントロの時点で前作を大きく上回る音圧に驚きましたねぇ! そしてボーカルパートに入り、提灯さんのリードVoと尚江さんのスクリーム、双方ともこれまた短い期間であるにも関わらずかなりの成長を遂げているのがまた嬉しくなりますねぇ…! こういうミュージシャンは追いかけていて非常に嬉しくなります! 凝った曲展開等は特にないですが、このシンプルさ・わかりやすさはデモ音源にはぴったりといえるでしょうな…!